毎日使っているお茶碗。油断していたら高台の部分に少し黒い染みがついてしまいました。これは乾燥が不十分だったためにはえてしまったカビ。もう乾いているかなと思って食器棚にしまっていたのですが、まだ水分を含んでいたようです。知らず知らずのうちにカビが生えていました。（ショック。。。）

陶器は綺麗に洗っても乾かし方が足りないとにおいやカビが発生してしまいます。

特に梅雨時など、湿気の多い時には地面と同じように器も乾きにくいのでふだんより時間をかけて乾燥させることをおすすめします。

具体的には、高台が無釉のものは、高台を上にして乾燥させると良いです。斜めに立てかけるなどして全体に空気が通りやすいように乾燥させます。

土鍋などのようにシーズンを終えて長期間しまっておく場合には、保管する前に天気の良い日に風通りの良い場所で天日干しをすると安心です。器と器を重ねるときは、薄い布や紙を間に挟むと湿気が防げます。

器のカビやにおいを防ぐために ぜひ皆さんも乾燥を念入りに行ってみて下さい。

次回はカビがついてしまった時にご自宅でできるメンテナンスをご紹介します。