三重県の四日市萬古焼は耐熱陶器の製造としても有名です。
直火にかけても割れない強い陶器って一体どのように作られているのでしょうか?
答えは使用する土にあります。
耐熱陶器に使用する陶土には、「ペタライト」という鉱石が約40~50%入っています。
アフリカ南部に位置するジンバブエで採れるペタライトを使用した独自の調合です。
ペタライトには熱膨張を最低限に抑える性質があるため、陶器にかかる負荷を最低限に抑えることが
可能となり、加熱しても割れない陶器ができあがります。
日に日に寒さが増してきて、温かいお料理がより一層おいしい季節になってきました。
煮込み料理やお鍋など、卓上でもアツアツのお料理を楽しめる耐熱陶器が活躍しそうです。
写真:アクアコッタ