今日は耐熱陶器の目止めについてご紹介します。
耐熱陶器は直火・オーブン・電子レンジが使える万能アイテム。4thでも様々な種類の耐熱陶器があります。土鍋と同様に粗い土を使用しているので、使い始めに一度だけ目止めをすることをおすすめしています。
目止めとは、片栗粉やお米を入れた煮汁で土鍋や陶器の表面の細かい穴をふさぐことです。目止めをすることにより素材の目が適度につまり、汚れや臭いをつきにくくして水漏れを防ぐことができます。より快適に長くご使用頂くためにぜひ行って下さい。
【小さい耐熱陶器の場合】
① 器をさっと洗い、よく乾燥させます
② 器全体が入る鍋に器がかぶるくらいの水を入れ、大さじ一杯程度の片栗粉を入れ、よく混ぜてから耐熱陶器を入れて弱火にかけます。鍋底にキッチンペーパーや白無地のふきんを敷いて頂くと器の割れを防ぐことができます。器を重ねる場合は、器の間にも挟むなどして器同士のぶつかりを防いで下さい。
③ 弱火で20分ほど煮沸します。火を止めたらそのまま鍋ごと冷まし、器を洗って、乾いた布で拭き取って自然乾燥させます。
【鍋に入らない大きい耐熱陶器の場合】
① 器をさっと洗い、よく乾燥させます
② 器に水を8分目ほど入れ、小さじ一杯程度の片栗粉を入れてよく混ぜ、弱火にかけます。弱火で10分ほど火にかけます。片栗粉が焦げ付かないように時々よくかき混ぜて下さい。
③火を止めます。良く冷ましてから器を洗い、乾いた布で拭き取って自然乾燥させます。
目止は、片栗粉の他に小麦粉、お米のとぎ汁でも代用できます。2回目以降のご使用時に目止めの必要はありません。そのままお使いできます。